mariya takeuchi live 2010@12/3日本武道館

行って参りました。「日本一稼ぐパートタイマー主婦」はやはり偉大でした。


ものすごくファン!!てわけではなかったけど、物心ついたころから心の片隅にずっとおられましたね。一度はライブを観てみたいなあと思い始めてから随分長い時間がかかった気がします。

着いたらオープニングアクトが始まってて真っ暗で入れなかったので、外で待機してる間は毎度お馴染みファン層ちぇきです。おおお、私なんて随分なひよっこだと実感できる。私ですら(笑)


ご本人も気になっていたのか、MCで「(照明さんへ)客電は付けなくていいですから。皆さん、拍手で是非お応え下さい。」と言い、10代から70代以上まで区切って聞いておられました。もう40代と50代が断然ぶっちぎり。60代と30代が同じくらい。20代がまばら。10代と70代以上がぱらぱらと言った感じだったかな。確かに初老どころではないなとは思ってたけど(笑)ほほーう、私なんてほんとまだまだひよっこでした。


曲はもちろん、合間合間のMCが実によくてですね。年齢を重ねたアーティストに限りなく共通するけど、皆さんほんとに喋りがお上手で(笑)デビューのきっかけから最近の話まで、事細かに結構話して下さいました。説教じみてるわけではもちろんないんだけど、なんていうんだろ、一言一言諭すように大変重みがございました。

最後に『人生の扉』を歌ってくれたけど、すべては「Road to『人生の扉』」だった感じがします。


究極なことを言えばこの人の生き方なんて全日本人女性の羨望の的であり、もちろん楽をしてここまで来たとは到底言わないけど、良き旦那と良き娘と良き仕事と良き才能と良き地位を持ち、限りなく自分のペースで仕事ができ、そしてお金に困ることの無い人生(←大事w)に恵まれ、ほしいものは全て手に入れた状態で五十路を迎えた人。本人もそれはわかっているんだろうな。分かったことを伝えるべきこととして伝える。

これを逃したら次は米寿の祝いだと肝に命じ行ってきてよかったです。またお会いしましょう。